大学教員と”豊かに暮らす”を考えてみた!MashupMeetingを開催しました!!
令和5年6月12日(月)に「第1回Mt.Fujiイノベーションサロン×山梨県立大学MashupMeeting」を山梨県立大学で開催しました。
初回となる今回は「今の日本、これからの山梨について」をテーマに、経済学と工学の視点からみた山梨について講演を行いました。経済学が専門である山梨大学生命環境学部の門野圭司准教授と交通工学が専門である山梨大学工学部の武藤慎一教授が、それぞれの専門分野から見た山梨の現状と発展について、新たに検討している教育プログラムに絡めて、ご講演をいただきました。
ハイブリッド形式で開催し、会場とオンライン合わせて35名の方に参加をいただき、講演の内容を踏まえて、リニア開通はどのように幸せにつながるか、自分にとってどのようなチャンスが生まれるのかなど、参加者で意見を交わしました。
・時間の短縮により選択肢が増える。短縮できた時間をどのように他の活動に使うのか。受け身では幸せになれない。
・親の介護について考えたときに、住み慣れた土地から引き離すことなく介護ができる。居住地の選択の自由度が高まるので、高齢化社会にも貢献できる。
・リニアの開通が山梨にとって、どういう状態であっても柔軟に対応ができる人材であることが重要。
・人と出会う機会が増える。自分の価値観をアップデートするチャンスが広がる。
・豊かさはお金ではなく人とのつながり。
専門分野の教員のお話から、様々な視点で意見交換し議論を深めていきました。
このイベントは、SPARC事業*の一環として山梨県立大学が実施し、Mt.Fujiイノベーションエンジンと協働して開催しています。
起業・創業にフォーカスしたテーマや山梨の地域活性化について、大学の教員や専門家のお話を聞きながら、参加者で議論を深めてアイデアの創出につなげていくMashupイベントです。
学びを通して社会とつながる「イノベーションサロン×MashupMeeting」
次回は、7月24日(月)18時00分よりコワーキングスペース CROSS BE(山梨県甲府市丸の内2-2-1)にて開催します。
※地域活性化人材育成事業~SPARC~
この事業は、地域社会と大学間の連携を通じて既存の教育プログラムを再構築し、地域を牽引する人材を育成する「知(地)のソーシャルキャピタル~学びの山梨モデル~」の構築を目指しています。