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山梨英和高等学校1年生が本学に来校しました

 令和7年12月5日(金)、山梨英和中学校・高等学校の高校1年生79名が本学に来校し、本学大学会館にて、「探究のタネを見つけよう!」というテーマで特別講義を受けました。

 この特別講義は、本学が令和4年度に採択された文部科学省「地域活性化人材育成事業~SPARC~」の一環として行ったもので、県内高等学校への探究学習支援を通して、高校生の学習意識の向上を目的として開催したものです。

 今回は、「探究のタネを見つけよう!」というテーマで、「食品」と「化粧品」を題材とした講義を行いました。当日はまず、国際流域環境研究センターの中村 高志准教授による、化粧品における機能的な価値と情緒的な価値の違いについての講義が行われ、生徒は山梨の新しい化粧品を提案するワークショップに参加しました。

 生徒からは、「山梨のフルーツの色をテーマにしたカラーコンタクト」や「武田信玄公の顔パック」など山梨の特産品にちなんだユニークなアイデアが出ました。

 その後、同センターの西田 継教授指導による、食品の栄養や健康に関する講義が行われ、生徒は山梨の新しい食品を提案するワークショップに参加しました。

 生徒からは、「水晶をイメージしたタピオカ」やマグロの県内消費量が全国2位というデータにちなんだ、「マグロのワイン漬け」など、個性的なアイデアが出ました。

 参加した生徒からは「自分だけだと考えつかない案がグループからたくさん出てきて楽しかった」「これからの探究でも地域を基準にして考えたい」といった声が聞かれ、有意義な講義となりました。

化粧品の講義をする中村准教授
ワークショップに真剣に取り組む高校生
食品についての講義をする西田教授
全体の様子